返済方式の種類

借入の状況と目的に沿った返済方法を選びましょう

消費者金融からお金を借りれば、必ず毎月決められた額の返済を履行していく義務が発生します。返済方法は各消費者金融によって異なりますが、借りる前に返済方式をよく理解し、自分の目的に合致した返済方法を採用している業者を選択すべきです。

たとえば、少しでも節約して一刻も早く完済したい人には、毎月の支払いが少額で長期支払いを余儀なくされるリボルビング払いは合いませんし、逆に生活費に追われて毎月の支払いを少額にしたい人にはリボルビング払いは合っています。

このように現在の自分の生活環境に合致する支払い方法を選択しなければ、生活に支障をきたすことになります。

リボルビング払い

クレジットカード会社やカードローンなどで採用されているのがリボルビング払いです。リボルビング払いの利点は、最初の契約時に決められたミニマムペイメント(毎月支払う最小返済義務額)を支払えば済むということで、契約の際のミニマムペイメントを少額にしていれば毎月の支払いは非常に楽になります。

しかし、毎月の支払いが楽になる分、返済期間が長期に及んでしまうことは自明の理で、借金生活に慣れてしまう危険性をはらんでいます。また、利用限度額内なら何度でも借りれるということも、利点であり欠点でもあります。利息計算が分からなくなってしまいますし、借金の概念も希薄になってしまう恐れがあります。

現在ではリボルビング払いでも種類が増え、「定率方式」「定額方式」「残高スライド方式」の三つに分類されます。

元金定額リボルビング方式

元金定額リボルビング方式とは、元金の支払い額を毎月固定化し、それに加えて残高に応じた利息を上乗せする支払い方法です。元金の支払い額は契約時の際に取り決めすることになります。毎月確実に元金を減らすことが出来る一方で、残高が多い初期の時期は利息も高くなることから、支払い額も多くなってしまいます。

  • メリット(利点)矢印初期の支払いが多い分、元利定額払いより返済期間を短くすることができる。
  • デメリット(欠点)矢印残高が多い初期の時期は利息分が多いことから、支払い額が多くなってしまう。

元金定額リボ払い

元利定額リボルビング方式

元利定額リボルビング方式は、元金と利息の合計額を定額にした上で、毎月返済していく方法です。毎月の返済額が一定であることから、元金と金利の割合は毎月変動していきます。

支払い開始直後は支払い額に占める利息の額が大きく占めることから、元金がなかなか減りにくいという面もあり、返済期間が長期になってしまうデメリットもあります。ただ、金融業者側にとったら、一番儲けの出る支払い方法といえるでしょう。

  • メリット(利点)矢印毎月返済する額が同額なので、支払いが楽で生活が安定しやすい。
  • デメリット(欠点)矢印支払い期間が長期に及んでしまい、支払い総額も増えてしまう。

元利定額リボ払い

元金定率リボルビング方式

元金定率リボルビング払いは、借り入れ金額に対して一定の割合分をかけた金額を元金の返済分とし、更にそこに金利分を足した合計を月の返済額として支払う方法です。毎月の締め日に借り入れ残高を確定し、そこから割合分を計算して支払い額が決められるため、毎月の支払い額が変動してきます。

  • メリット(利点)矢印支払い期間が短くなり、支払い総額も少なくてすみます。
  • デメリット(欠点)矢印支払い開始直後は支払い総額が多くなってしまう。

元金定率リボ払い

元利定率リボルビング方式

元利定率リボルビング払いは、契約時に交わされた毎月の元金支払い額と、一か月分の利息を合計した金額を支払い額とする方法です。返済額は変わることがないことから、生活設計が立てやすいという利点があります。その一方で、返済期間が長くなることから完済までの道のりが長くなるという欠点もあります。

  • メリット(利点)矢印毎月の支払い額が一定しているので生活設計を立てやすい。
  • デメリット(欠点)矢印支払い期間が長くなることから、完済まえの道のりが遠くなる。

残高スライドリボルビング方式

残高スライドリボルビング方式は。借り入れ元金の残高に応じて毎月の返済額が変動していく方式です。残高が少なるなるにつれ、返済額も減っていきますので支払いが徐々に楽になっていくという利点もあります。ただ、その分返済期間が長期に及んでしまうことにもなりますので、十分な注意が必要です。

  • メリット(利点)矢印残高が減るにつれて毎月の返済額も減っていくので、後半が楽になります。
  • デメリット(欠点)矢印支払い期間が長期に及ぶことになるので、支払い総額も多くなる。

元金自由返済方式

元金自由返済方式は、契約時に締結された毎月の支払い日に金利を支払い、元金は自由に返済する支払い方法です。不動産担保ローンや中堅消費者金融で採用されている支払い方式です。

毎月の支払いが金利のみでOKなので気が楽になる一方で、いつまでもその状態にどっぷりと浸かってしまう恐れもあります。金融業者からしてみれば、毎月金利のみを支払ってくれる顧客こそが上客になります。

  • メリット(利点)矢印支払い額が自分で調整できるので、支払い計画が立てやすい。
  • デメリット(欠点)矢印完済する気が無ければいつまでも利子のみを支払い続けてしまう。

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